赤い部屋

GANTZ/西丈一郎/夢小説/twitter@FrozenNishi/インスタtsui24_

……風呂上がりのベッドは何でこんな気持ちいいのかな


なんて思いながら俺はスマホをいじる。で、そういう気持ち良い時は決まッて、グロ動画や死体写真などを調べるのが俺の日課になりつつある。

……あの噴き出る血、生命が終わる瞬間、、

それこそがまさに俺のオカズであり、快感なわけ。グラビアやAVを見て興奮してるような奴らなんて……あんまわかんねーな……。


そういや、今日、学校の教室に着いたら机が水浸しだッたな……机を拭いた雑巾を笑ッてたクラスメイトの愚民の顔面に向かッて投げてやッた


ざまァ……つか、あいつら早く死なないかな

いや……焦るな……カタストロフィが来るまで待つとしよう

どうせ終わる世界だ

最後の最後で俺の手でお前らを殺してやるよ


……今日のオカズはそれにしよう……スマホは今日は必要ない

俺はスマホのロックをかけ、スマホを横に置き、目を閉じた


あいつらを殺す妄想だ……


俺は選ばれた強者なんだよ

弱者はお前らで、俺はカースト最下位なんかじゃない……とんだ勘違いだ

弱者どもが必死になッて、強者に反抗しようとしてるだけ

だから愚民なんだよ……お前らは


泣き叫ぶ奴ら……吹き飛ぶ首……フフフ……ざまァみろ


「ハァ……ッ……愚民どもが……」と呟きながら俺は気持ち良くなりつつもムカつきながら本格的に眠ッてしまっていた


翌朝、目が覚めたらパンツが汚れていた


「なんだよ……夢オチかよ……クッソ」


妄想が夢となり、夢精してしまッたらしいな



楽しいからまたやろうかな


愛情

「愛してるよ、西くん…こんなに可愛い西くんと離れるなんて出来ない……」


……何いッてんだよ

女はそういいながら俺の首を締めてくる。 


うッ……やべ……猫の首を締めながら殺したことある俺だが……まさか俺がこんな目に合うとはな


まァ、こいつは俺を殺さないだろう


……そんなことを考えてると、彼女は俺の首を手から離した


「ハァ……ッ……ハハハハ」と興奮しながら、気味悪く笑い、俺は彼女の唇にキスをした。そうするとみるみると顔が赤くなる。マジでチョロい。


なんだよ、こいつ。俺が命令したらリストカットでも何でもやッてくれんじゃねーの?今度やらせてみようかな


あんたから出た血を舐めてやるよ

……こんなに愛されるなんて凄い興奮する

これが俺が求めていたもんだ

やッと手に入れた



意地悪

「ねェ……またtwitterで他の奴の名前を呼んでる」


彼女はそう悲しそうに呟いた

は?ふざけんなよ

お前だッて、twitterで他の男ばっかりな癖に


ッて言いたかったが、喧嘩になるのがダルいから無視を決め込みながら、彼女の顔を見つめた


「ほんとに私が好きなの?」


あぁ……マジめんどくせェな……好きだッて……


俺はわざと「さァ。」ッて言いながら半笑いで答えた


彼女は気持ち悪いと言いながら、その場から立ち去った

あぁ、またこれは悩んでるな、俺のことで。執着されンのも悪くないから計画通りかな


でも、やりすぎたらその内、俺が監禁されるかもしれないな


彼女がいなくなッた後に俺は嫌いじゃないと呟いた

俺が歩くと何故か猫が擦り寄ることが多い

まァ、それは俺にとッては好都合だけど

……なんだろうね

生き物の生死を自分が決めるッて凄い興奮しないかな


この瞬間だけは俺は支配者になれる


だから、俺は今日も殺す